2012年の法改正により牛の生レバーを、そのまま食べる事はできなくなってしまいました。

生レバーやレバ刺しが禁止になった理由

レバ刺し
牛の牛のレバ刺しは焼肉店のメニューの中でも人気メニューでありましたが、食べられなくなり、残念に思っている人も少なくありません。

何故、牛のレバ刺しといった人気メニューが食べられない事態になってしまったのでしょうか。

最近の出来事のせいで禁止となったと思っている方も多いですが、
1996年に起きたO157の感染が全国的に見られたのが事の始まりになります。

これを受けて、1998年に生食用のレバーなどの
加工基準が設けられるのですが、それでも生レバーに関する食中毒が相次いで起こりました。

その数は、1998年から
自粛要請が出された2011年までに、128件852人の食中毒が発生したのです。

このような事があったために、上記に書いたように、厚生省が生レバーを使った料理の販売や提供を自粛して欲しいと要請したのにも関わらず、食中毒が起こってしまいました。

事態を重くみた国は、自粛要請ではなく、
禁止する方向になり、悪質な相手には、懲役や罰金の刑罰ある法律となったのです。

O157を中心とした食中毒は、時として、死に至るケースもあります。
しかしながら、生レバーは禁止されているのに、ユッケやたたき等の他の生で食べるものは、
自粛していたとしても禁止はされていません。

肉の表面と内部の菌

ユッケ
もちろん上記のユッケなどにも食中毒は起きていますが、何故なのでしょうか。

その理由は、肉の表面と内部の菌の問題で、通常だと表面を切り落としたり、焼いたりすれば、肉の中が生でも大丈夫とされていました。

しかし、生レバーは、内部にも腸管出血性大腸菌が確認され、数が少なくても感染する強さを持ち合わせており、いくら鮮度が良くても危険があると判断されたのです。

ユッケは牛のレバ刺しと違い、表面を加熱処理すれば大丈夫で、
過去の食中毒の問題の時は、使ってはいけない表面の部分を使っていたからなのです。

ですから、他の生で食べる料理は、
しっかりと徹底管理や調理をすれば大丈夫で、禁止はされていないのです。

現在生レバーを食べる事は禁止されており、焼いたものしか食べられません。

今後どのようになるか分かりませんが、現在の状況のままなら禁止を解除される事はありませんが、肉内部の菌も殺菌できるような技術が確立され、保証されれば生レバーを食べる事もできるかもしれません。

お店で生レバーを提供している店は、違法と考えられますし、
生のまま提供する形のお店でも、食中毒に罹らないよう注意して、焼いて食べましょう。

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